海を渡る美容室

海を渡る美容室

海を渡る美容室

 

 伊豆諸島の最南端、青ヶ島。

 人口170人ほど、着岸率の低い船に加えてヘリが日常の交通手段であるこの島に

 普段は杉並区西荻窪の美容室を営みながら数ヶ月に一度通いで美容室を開く美容師がいる。

 宿の離れを借りて始まった「青ヶ島の美容室

 固定概念にとらわれず、僻地での課題に立ち向かう彼の行動に興味を持ち、2020年より撮影を開始した。

 離島に限らず、生活機能等が都市部に集約されて効率化が叫ばれる現代で、なお泥臭く人や想いが巡り

 その地に絶えず生まれ続ける笑顔がある。

 その幸せな風景を大事にしていきたい。

小野 悠介 

 

 今まで青ヶ島には美容室や床屋が無く

 髪はセルフカットしたり、知り合いに切ってもらったり

 出島(島を出る事)をした時に八丈島や内地(本州の事)で切ったりしていたそうです。

 「別にそんなに困っていないよ」との事でしたが

 そういう場所で一から美容室を作っていく事にやりがいを感じ

 通わせて頂き、島民の協力を得て

 2020年10月青ヶ島の美容室は開業しました。 

 当時はコロナ禍で「絶対に持ち込んではならない」と思いお客様にもマスクをして頂いていたのが懐かしいです。

 美容室としての設備もまだまだで、行く度に新しい物を持って行ったり配置を変えたりしていました。

 その頃の様子をWEB写真展用に編集しましたのでご覧ください。

青ヶ島の美容室店主 oono 

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